正しい使い方って難しいよ。


問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?

問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?


読んでみました。
最初、本屋さんで立ち読みしていたのですが
どうしても気になって購入してしまいました。
普段自分が正しいと思って使っていた言葉でも、
実は間違っていたということは結構あると思います。
言葉の使い方というのは、本当に難しい…。
この本で、自分が割りと多く使っている言葉が間違いだったという
ことに気付きショックをうけました(苦笑)。
あー、正しいと思っていたのに(ノ∀`)
例えば、「こと/事」。
私は殆どの場合、漢字で書いておりました。
しかし、「こと」と「事」はきちんと使い分けをしな
ければならないのですね。
こちらの本に書かれている基準というのは



・「事」は、事件・事態など、名詞として実質的な意味を表す場合に使う
・「こと」は、形式名詞として、形式的な意味を表す場合に使う


というものでした。
あー…難しい(ノ∀`)
解り易く例を。


「事」 →事もあろうに・事足りる・事を急ぐ・事欠く・事は重大だ などなど
「こと」→言うことを聞く・驚いたことに・〜することができる などなど
というのが望ましい。ということです。
まぁ、「〜することができる」などは漢字で書いて
しまうことの方が多いと思うのですが。
間違いではない。しかし好ましくない。注意すべきところ。
といったように、この本でははっきり断定はされてはおりません(苦笑)。
どう判断したらいいものなのでしょうね。
「なるべく、こうしたらどうなのよ?」
程度でいいのでしょうか…(笑)。


一応、上記のことなどこの本を読んでから
気をつけるようにはしているのですが、
なかなか癖というものはぬけませんね(苦笑)。
例に挙げたもの以外でも結構「ほー…」っていうものも
ございますので、興味がある方は是非書店で立ち読みを!(笑)。